【Gサポート日記】Connected Industries

2018/01/30

 経済産業省は昨年8月にまとめた「平成30年度経済産業政策の重点」の中で、第一の柱として「Connected Industries 等を通じた Society 5.0の実現」を掲げ、政策資源を集中することを表明しています。Connected Industriesは「 IoT 等によって様々なものをネットワーク化し、顧客や社会の課題解決に資する新たな付加価値を生み出す産業社会」と定義されており、具体的には、各分野に偏在する様々なデータを、インターネットを活用して共有化することで社会全体の生産性と付加価値を向上しようとするものです。

 

 この重点政策に基づき、製造業分野では「スマートものづくり」を旗印に掲げ、「2020年までに工場等でデータを収集する企業の割合80%、収集したデータを具体的な経営課題の解決に結びつけている企業の割合40%を目指す」として支援施策の充実を図っています。具体的には、IoTやロボットの中小企業への導入サポート人材の派遣(スマートものづくり応援隊)、製造現場の技術者に必要となるデジタルスキルの習得等のカリキュラム開発費用の補助(産学連携デジタルものづくり中核人材育成事業)等を展開しています。また、この度予定されている「平成29年度補正予算 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」においても「企業間データ活用型」枠が設けられており経費補助率の優遇等が盛り込まれています。

 

 最近、公的職業訓練機関の方から「IoTに関する研修ができる講師の方はいませんか」との打診を受けました。あらためて振り返ってみると、IoTに長けたパートナーはなかなかいませんでした。この例のように、多くの中小企業ではIoTを使いこなすための知識やスキルがまだまだ不足していると感じます。引き続き、IoTに関する研修や導入支援等の動向に注目していきたいと思います。

 

(添嶋真人)

 

 

 

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