【Gサポート日記】リスクと機会

2017/11/30

 難しい目標を達成するために、または大きな問題を解決するために、どのような思考プロセスでアプローチすればよいか、という問題については目標管理や問題解決のテーマとして多くの方法論が議論されてきました。このような目標管理や問題解決のスキルはビジネスの現場では必要不可欠なものですが、できるだけシンプルで使いやすい方法論が望まれるところです。

 

 このような目標管理や問題解決の方法論について、国際規格の審議機関であるISOでは、世界各国の代表が慎重に検討を重ねましたが、導き出された答えは実にシンプルなものでした。それは、概ね次のような方法論です。

1.将来どうなりたいか、あるべき姿を明確に定義する。

2.あるべき姿に到達する過程で失敗の原因(=リスク)となることを想定する。

3.あるべき姿に到達する過程で成功の原因(=機会)となることを想定する。

4.想定される失敗の原因を避けるためにすべきことを計画する。

5.想定される成功の原因を活用してすべきことを計画する。

 

 ビジネスの現場に限らず、「将来のあるべき姿」からスタートし、現在とのギャップを遡って考えることは、意味のない迷走をしないためにも重要な最初の一歩となります。また、計画を具体化するために、「将来あるべき姿」に到達する過程での失敗要因と成功要因を挙げてみることは現実的に行いやすい方法と言えます。例えば身近なところでは、「3年後に○○資格を取る」というあるべき姿に到達する過程で「勉強時間が捻出できない」リスクを避けるために通勤時間を勉強に当てる、「予備校の集中講義が開催される」機会を活用するためのスケジューリングをする、などの計画づくりが考えられます。

 難しい目標の達成や、大きな問題の解決の必要性に迫られたときには是非思い出して頂ければと思います。

 

(添嶋真人)

 

 

 

 

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