【Gサポート日記】新型コロナウイルスに対する事業リスクマネジメント

2020/04/14

 広島県においても、新型コロナウイルス感染者が70人を超えました。政府はこれまでもいわゆる「3密」を避けることを盛んに呼びかけ感染の拡大抑止に努めてきましたが、大規模なクラスターが各地で発生するに至り、いよいよ脅威が身近に迫っていることを感じます。

 

 新型コロナウイルスを早期に収束させるには、やはり人々の感染を防ぎクラスターの発生を抑えることが重要ですが、社員が集い「3密」の状態になりやすい組織はいずれもクラスターとなる可能性を秘めています。自社でクラスターを発生させないために、事業リスクマネジメントの観点から次の事項をおすすめします。

 

1.具体的な行動指針の明示

 どんな目的のためにどのように行動するのか、について分かりやすい言葉で全社員に示し、周知徹底を図ることです。変化する周囲の状況にあわせて行動指針を改める場合も含め、しっかりと理解を得ることで感染リスクを低減することができます。

 

2.迅速な情報収集

 感染の拡大防止は、いかに早い段階で危機を認識し、組織としての対応が取れるかにかかっています。そのためには、社員からの迅速な情報収集が重要です。ある企業では正確性よりも迅速、報告は訂正可能、などの報告ルールを設け迅速な報告を呼び掛けています。

 

3.シナリオの想定と対応方針

 社内や取引先で感染者が発生した場合、社外で感染者が急増している場合など、今後起こり得るシナリオを想定し、そうなった場合に事業継続のためにどのような対応を取るのか、についての対応方針を検討しておくことが重要です。

 

 企業で最終意思決定をされる社長様には、ご自身が感染される可能性もあることを踏まえられ、より一層の感染防止へのご配慮と、万が一感染された場合の社員への対応指示を日頃から充実して頂くことが望まれます。

 

(添嶋真人)

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