【Gサポート日記】経営者の判断
“自分の下した意思決定を正しいと信じる”・・経営者にとって不可欠な素養です。
自ら意思決定したことを強く信じ、一心不乱に考動に邁進する。
その一方、期待していた成果が出なければ、そもそもの意思決定にまで遡って検証を行い、状況によっては“事業撤退”という“真逆の意思決定”をしなければならないことも出てきます。
“存続”か“撤退”か、、、法人によってはルールを設け、感情を排除する形で意思決定を行うことを決めている会社もあるでしょう。しかし、そのようなルールは明文化されておらず、最終的には経営者の“腹”一つで決まる、という会社が圧倒的に多い中、自らの意思決定の間違いを中々自認出来ず、結果、赤字の累積や人財流出等、会社に“致命傷”を負わせてしまうことも起こりえます。
「トップは“しぶとさ”“執着心”が大事」「一方で、多くの社員の生活を支えている“(経営者としての)見切り”も大事」・・正しい判断を行いましょう。
(村田 有久)