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【Gサポート日記】変化すること

 世界経済の変遷の状況を示す言葉に「パクスロマーナ、パクスエスパーニャ、パクスブリタニカ、パクスアメリカーナ、パクスジャポニカ」と言い方があります。

 「パクス」とは経済的や軍事的に制覇した後の平和的状況をラテン語で言い表したもので、紀元前の古代ローマから帝政ローマ、無敵艦隊時代のスペイン、産業革命時のイギリス、20世紀以後のアメリカ、そして高度経済成長期の日本を指します。

 「パクスジャポニカ」は社会学者ヴォーゲルの著書「JAPAN AS NO.1」に代表されるように、世界を席巻した後バブル崩壊と共に短期間で地盤低下してしまい、同時にアメリカはIT、インターネット、アマゾンのようなITディストリビューティングで再び世界をリードすることとなります。

今後は、12億人の消費を背景とした中国「パクスシーナ」と「パクスアメリカーナ」の2大大国併存時代が続くこととなるのでしょうが、時代は移り替わるのだということを痛感します。

 「日に新た」多くの人が好んだ言葉です。

古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスは「万物は流転する、今日の太陽はもはや昨日の太陽ではない」と言い、経営の神様松下幸之助は「朝に発意し、晩に反省する。そういう経営をしたいものでる」と変化の必要性を説かれています。

 変化しなければ生き残れない、朝令暮改の意味をしっかり考えて行きたいものだと思います。

平成30年4月9日

株式会社Gサポート

代表取締役 黒 園  宏

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