【Gサポート日記】固定費の怖さ

2017/04/09

 生産性の向上に向けて色々な取り組みが模索されています。生産性向上とはインプットに対するアウトプットの割合を最大化することなのですが、その一要素である固定費の捉え方は単純ではありません。一般に付加価値率の高い業種では人件費をはじめとする固定費の割合が高くなります。他方、薄利多売型の事業では仕入れコスト等変動費の割合が高く、固定費の比率が低くなります。

 

 固定費型人件費型の事業では、固定費の効率を高めるため人の有効活用を高めようとしますが、単に稼働率を上げ生産量を高めるだけでは在庫評価額の中に占める人件費コストが大きくなるだけで、見せかけの利益増としかなりません。

 

 メーカーではそれらの弊害を避けるため、直接原価計算を行って正しい利益を把握するようにしていますが、専門的知識がないとそれらの有効活用はなかなか難しいのかもしれません。また、人件費の有効活用が必要であるからと、むやみに人を動かして本来しなくても良いことまで行うのはさらに無意味で弊害でしかありません。しなくても良いことはしてはならないのです。

 

 着手してから完成までのリード時間を短縮することと販売との同期こそが固定費圧縮と生産性向上の有効手段です。

 

株式会社Gサポート

代表取締役 黒 園  宏

 

 

 

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