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「今年を振り返る」

今年も、残り2か月となりました。 時期は、少々早いですが、広島にとって今年は、大きなNEWSがありました。

5月27日、アメリカ大統領である「バラク・オバマ氏」が広島を訪問し、約17分のスピーチが平和記念公園で行われました。 現職の大統領が核兵器の投下された都市へ訪問されたのは初めての事で歴史的な日になったことはまだ記憶に新しいことと思います。 私の祖父も被爆者の一人で幼いころから原爆の体験を聞いていたこともありスピーチの内容を注意深く聞いておりました。

そして、スポーツでは、リオ五輪。広島出身の若者がメダルを獲得しました。 8月11日、金藤 理絵選手が競泳女子200m平泳ぎで金メダルを獲得し、続く8月19日には、山県 亮太選手が陸上男子4x100mリレーで銀メダルを獲得し大きな感動を生みました。

また、野球では広島東洋カープが9月10日の対巨人戦にて、25年ぶりにリーグ優勝を果たしその後の10月15日クライマックスシリーズでは対DeNA戦で日本シリーズ進出を決めました。このNEWSは広島県民を熱くしテレビなどの報道も広島東洋カープ一色になりました。 社内・外の話題として盛り上がったことではないでしょうか。

残念ながら日本一とまではいきませんでしたが来年こそは狙ってほしいですね。

広島東洋カープの強さの要因には、チームの中で若手選手を育成していることが今年の躍進につながったのだと思います。 今年、大注目され緒方監督に「神ってる」と言わせた鈴木誠也選手もこのカープの厳しい練習に耐え成長した選手の一人です。

そして、今年は何よりもテレビ越しから見るチーム内の雰囲気は活気に包まれていたように感じます。

こうした背景には監督の存在も大きいと思います。考えてみるとテレビから見る緒方監督が激高した姿を見たことがなくそれどころか喜怒哀楽の表情をあまりみたことがありません。こうした緒方監督の落ち着きのある姿が選手のプレーにもつながったのだと感じます。これは、職場の雰囲気作りにも通じるものがあるのではないでしょうか。

(宝辺 壌治)

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