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【Gサポート日記】「働き方改革」が議論に挙がるたびに思い出す経営者 その2

  • 執筆者の写真: Jouji Takarabe
    Jouji Takarabe
  • 2019年9月2日
  • 読了時間: 1分

 松下幸之助氏は“信念”をもって週5日労働制を掲げておられていました。

 「日本の産業もこれからますます生産性が向上してくるでしょう。どの工場も精巧な機械を配置して仕事をせねばならなくなる。そうなってくると労働者は勤務中1分1秒のすきもなく、8時間なら8時間を全精神を集中してやらねばならぬ。だから非常に疲労が出てくる。この疲労回復のために、一日余分に休養を要するだろう。そこで週五日にしなきゃいけない。」

 「経理にしても製造にしても、技術的かつ合理的に仕事の仕方が発達すれば、よりいっそうの緻密さが必要となっていく。人間はそれに呼応するべく全神経を集中させなければならず、油断もすきも許されない状態になるだろう。つまり、機械やシステムの改良によって高い生産性が実現されていくのに対して、人間は緻密さを保つだけの精神力を担保できず、休養のために休日を増やさざるをえない。日本全体がそうした方向に労働の質が変化していく。」

(村田 有久)

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