【Gサポート日記】キャリア・ドリフト

2019/04/09

 私はもちろんやったことはありませんが、いわゆる走り屋の人たちが峠を攻めるときによくやるドリフト走行の楽しさは何となく理解できます。それは一言でいえばスリルであり、タイヤが滑るというコントロール困難な状況下で走行をコントロールする爽快感なのでしょう。「キャリア・ドリフト」とは働く人のキャリア形成論の中で語られる言葉ですが、車のドリフト走行とよく似ています。それは、自分のキャリアについて大きな方向づけさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりとデザインするだけでいい、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方です。

 

 そして、この考え方は事業活動にも当てはまります。「自社の事業ドメインを絞り込む」ことも「成功するまであきらめずにやり続ける」ことも「成功に向けて資源を集中する」ことも重要であることは言うまでもありませんが、現実には多くの障害に柔軟に対応し変化しながら事業の形を作っていくこと、つまり走りながら考え軌道修正しながら進むことが成功への近道となります。既存の事業活動の中でお客様のニーズに応えているうちに、新たな事業が生まれるということはとても幸運なことです。

 

(添嶋真人)

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