【Gサポート日記】「目標」という言葉の深さ
- Jouji Takarabe
- 2017年8月7日
- 読了時間: 1分
開業間もないA社長に対し「まだ会社として利益が上がっていない状態なのに、社員を3名も増やしてしまうなんて、本当に大丈夫ですか?それって利益が出た状態の時の組織体制ですよね。せめて社長の給与+αの利益が出始めてから人員拡充をした方が良いのでは?」その問いかけに対し、A社長の答えは極めてシンプルなものでした。
「いや、それじゃだめだ。この体制変更こそが、利益を稼ぎ出すための最短経路なんだ。こうすることで俺の時間が空けることが出来、利益を稼ぎ出す業務に集中することが出来るようになる。これで、早ければ半年後、遅くとも1年以内には目標利益に到達できる。元のままでは、1年どころか、2年、3年ぐらい経っても到達できるかどうか分からないよ。だって、物理的に時間が割けないのだから。」
彼は私に、「現実に合わせる」のではなく、「目標に合わせる」という考え方の大事さ、経営者としてのリスクの取り方と胆力の持ち方、「夢物語でなく、本気で到達したいと思える目標を設定する」ことの重要性を教えてくれました。
(村田 有久)

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