【Gサポート日記】内部資源活用とアウトソーシング
- Jouji Takarabe
- 2017年7月31日
- 読了時間: 1分
会社規模を拡大する場合や新たな製品の取扱い開始に際して、生産設備や販売用設備を自前で保有するか、或いは外注化するかは判断の分かれるところです。
製造業本来の視点に立てば、自前の工場を建築し、新たな生産ラインを構築した上で設計や品質改善活動を繰り返しながら生産活動を行って行くのが本来の姿であるように思います。人材を雇用し、教育訓練を行うことによってノウハウを蓄積することができ、企業内部充実型での規模拡大が図れます。
他方、自己調達型は資金量が潤沢か又は資金調達が容易で、かつ、その新製品や新事業が確実に成長することが保障されている場合に有効であって、ベンチャー事業や中小企業の新規事業ではリスクが大きく、不適格な場合も多くあります。
自己調達型では固定費比率が増加することでコストが硬直化し、ベンチャー企業等の特徴である柔軟性が阻害されてしまいます。
ベンチャー企業や中小企業にとっては、生産性向上の代表的システムである「ジャストインタイム」をアウトソーシングの分野で活用し、リスク回避を図りながら柔軟性も確保することが成長過程上重要なことではないでしょうか。
株式会社Gサポート
代表取締役 黒 園 宏

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