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中小企業の新入社員研修計画の作り方

  • 執筆者の写真: Jouji Takarabe
    Jouji Takarabe
  • 2017年2月27日
  • 読了時間: 2分

新入社員が入社した際、誰が、どのくらいの期間で、何を教育するのかについて計画をされていますか。大企業では専門部署が、数か月の期間、洗練されたカリキュラムに沿って新入社員研修を行っています。しかし、中小企業では必要な予算や人材、ノウハウが十分でなく、新入社員研修をほとんど行わない企業や、集合研修1回のみで終了する企業が多く見られます。一方、多くの新入社員は入社した企業に対し教育の機会を望んでおり、十分に満たされない場合、企業に対する期待感は薄れてしまいます。これは非常に大きな損失です。中小企業においてもできる限りの新入社員研修を工夫し、外部研修で不足部分を補いつつオリジナルなカリキュラムを作っておくことが大切です。研修計画には、次の内容を入れるとよいでしょう。

1.会社の経営目的及び事業概要(社長又は幹部)

2.会社の経営方針及び期待する人材像(社長又は幹部)

3.組織の概要、就業規則及び諸規則、キャリアの道すじ(総務)

4.業界に関する基礎知識(外部研修/直属の上司又は部署の先輩)

5.社会人としての意識、ビジネスマナー、仕事の進め方(外部研修/直属の上司又は部署の先輩)

6.社内の基本ルール(部署の先輩)

計画を策定する上で重要なことは、社長又は幹部から直属の上司、部署の先輩まで様々な立場の社員を参画させることです。これにより、新入社員は企業の一貫した姿勢を体系的に見ることができます。また、既存社員にとっては研修の負荷を分散させることができると同時に、その後の新人育成の心構えをつくることができます。

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